愛知・名古屋の終活は何から?やること10項目と相談窓口

愛知県で終活を始めるなら、まず「困ったときの連絡先」「大切な書類の場所」「これからの希望」の3つを書き出してみましょう。家族が遠方にいる方や、おひとりで暮らす方も、一度にすべてを決める必要はありません。

この記事では、終活で準備したい10項目と、名古屋・愛知で相談先を選ぶポイントを紹介します。すでに決まっていることには印を付け、気になる項目から読み進めてください。

情報確認・更新:2026年11月4日/NPO法人地域共生とうかい

終活は何から始める?最初の3ステップ

終活は、これからの暮らしや、入院・介護が必要になったとき、その後の手続きに備える準備です。元気なうちに希望を整理しておくと、必要な支援を相談しやすくなります。

  1. 連絡先をまとめる:家族、頼れる知人、かかりつけの医療機関、相談窓口を一か所に記録します。
  2. 書類の場所を整理する:保険証、通帳、保険や住まいの契約書などの保管場所を確認します。暗証番号を誰にでも見える場所へ書くことは避けましょう。
  3. 困りごとを一つ選ぶ:「通院の付き添い」「入院時の連絡先」「葬儀」など、今いちばん気になることを相談します。

終活でやること10項目

1.エンディングノートに希望を書く

専用のノートにこだわらず、普段使うノートから始められます。連絡先、生活上の希望、大切にしていることを書き、保管場所を信頼できる人に伝えましょう。気持ちが変わったら書き直して構いません。

2.財産と契約を一覧にする

預貯金、不動産、保険、借入れに加え、携帯電話や有料サービスなどの契約も整理します。何があるかと、書類の所在を把握できる一覧が役立ちます。個人情報を含むため、保管や共有の範囲にも注意しましょう。

3.遺言書について専門家に相談する

財産の引き継ぎ方を決めたい場合は、遺言書の作成を検討します。エンディングノートに希望を書くだけで、法的に有効な遺言書になるとは限りません。自筆証書遺言、公正証書遺言などの方式や手続きを、日本公証人連合会の遺言案内で確認し、個別の事情は公証役場や弁護士等に相談してください。

4.入院・施設入居時の連絡先や身元保証を確認する

病院や施設に、緊急連絡先、費用の支払い、退院・退去時の対応など、何を求めているか確認しましょう。身元保証サービスを検討する場合も、名称だけで選ばず、引き受ける範囲を確かめます。詳しくは身元保証支援をご覧ください。

5.葬儀の希望を整理する

呼びたい人、希望する規模、宗教・宗派、予算を記録します。見積もりでは基本料金に含む内容と追加費用を確認し、希望を家族や支援者に伝えておきましょう。

6.お墓・納骨先を考える

今あるお墓の場所や連絡先を整理し、希望する納骨方法を検討します。購入・納骨の費用だけでなく、その後の管理料や引き継ぎについても確認します。

7.亡くなった後の手続きを整理する

葬儀・納骨、住まいの明け渡し、家財整理、契約の解約など、必要になりそうな手続きを書き出します。誰に何を頼めるかを確認し、死後事務の契約を検討する場合は、実施範囲、費用、預託金の扱いを確かめましょう。葬送・おひとりさま安心サポートにも相談できます。

8.持ち物とデジタル情報を整理する

残したい物、処分してよい物を分け、写真や大切な品の希望を伝えます。スマートフォン、メール、定額サービスについても、契約先や整理してほしい内容を記録しましょう。

9.将来の財産管理や後見制度を相談する

支払いなどの管理が将来心配な場合は、地域の福祉相談窓口や専門家に相談します。日常的な支援と、成年後見・任意後見などの制度では対象や手続きが異なります。ご自身の状況に合う方法を確認しましょう。

10.医療・介護の希望を話しておく

療養したい場所や大切にしたいことを、家族、かかりつけ医、介護の担当者などと話し合います。一度の記入で決定とせず、状況や気持ちに合わせて見直し、医療上の判断は医療者に相談してください。

終活の費用は「何を頼むか」で確かめる

ノートへの記入や書類の整理から始めることもできます。一方、専門家への依頼、葬儀・納骨、身元保証などには費用がかかるため、終活全体を一律の相場だけで判断せず、項目ごとに見積もりを取りましょう。

  • 入会金・年会費・基本料金と、都度の支援料金
  • 葬儀、納骨、家財整理などの外部費用・実費
  • 預託金の管理方法、使途、返金や解約の条件
  • 対応時間・地域、追加料金がかかる条件
  • 契約終了時や、支援を継続できなくなった場合の対応

当会の費用は料金案内で確認できます。必要な支援内容を整理し、費用と対応可否を確認したうえで検討してください。

名古屋・愛知で終活を相談できる窓口

暮らし・介護・権利擁護の相談:地域包括支援センター

お住まいの地域の高齢者相談窓口が入口になります。名古屋市では「いきいき支援センター」という名称で、介護・福祉や権利擁護等の相談を無料で受け付けています。名古屋市の担当センター一覧から、お住まいの区域の窓口を確認できます。名古屋市以外は、各市町村の地域包括支援センターに確認してください。

身寄りがなく、葬儀等が心配な方:名古屋市の公的事業も確認

名古屋市には「あんしんエンディングサポート事業」があります。年齢、居住、家族の状況、所得・資産などの利用条件があり、葬儀等の預託金も必要です。誰でも無料で利用できる制度ではありません。市の事業案内で条件と相談先を確認してください。当会の民間サービスとは別の事業です。

遺言・相続など:内容に合う専門家へ

遺言の方式や作成手続きは公証役場へ、相続争いや個別の法律相談は弁護士へなど、相談内容を整理して窓口を選びましょう。相談料、予約方法、依頼後の費用は各窓口で確認してください。

身元保証・暮らしの相談:地域共生とうかい

NPO法人地域共生とうかいは、名古屋・愛知で身元保証、生活支援・相談連携、葬送・死後事務などのご相談を受け付けています。初回相談は無料です。生活支援は公的機関等への橋渡しを基本とし、ご希望と体制に応じて自社での実作業も相談できます。継続的な支援や実作業には別途費用がかかります。生活支援・相談連携サポートをご確認ください。

終活のよくある質問

何歳から始めればよいですか?

始める年齢を一律に決める必要はありません。退職、引っ越し、家族の状況の変化などをきっかけに、連絡先と書類の整理から少しずつ取り組めます。

家族がいても相談できますか?

当会はご本人・ご家族のどちらからの相談も受け付けています。家族で対応できることと、外部に頼みたいことを分けて整理しましょう。公的事業の利用条件は、それぞれの窓口で確認してください。

相談する前に全部決めておく必要はありますか?

決まっていなくても構いません。「一人での入院が心配」など、今の困りごとを伝えてください。分かる範囲で家族の状況や希望をまとめておくと、相談が進めやすくなります。

一人で抱えず、気になることから相談を

終活の最初の一歩は、すべてを契約することではなく、希望と困りごとを整理することです。公的な相談先も確認しながら、ご自身に必要な支援を選びましょう。

当会へのご相談は無料相談・お問い合わせへ。身元保証、生活の相談、葬儀や死後の手続きなど、気になっている内容をお知らせください。